加 熱 乾 燥 式 水 分 計
MS-70/MX-50/MF-50/ML-50

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加熱乾燥式水分計の仕様について
上の画像をクリックして下さい。
高精度センサーSHS採用による高い再現性
測定のキーとなる質量のセンサー部に「SHS」*を採用し、高感度・高精度の計量をベースとした再現性の高い水分率計測が少量のサンプルで可能です。
(*特許申請中)

直管型ハロゲンランプと新機構SRA*採用の高速で均一な加熱
新開発の機構とハロゲンランプの組み合わせにより、測定時間の短縮と再現性の高い測定結果を実現しました。
*SRA=Secondary Radiation Assist
ハロゲンランプの熱を直接試料に伝えず、二次輻射を利用する機構

リアルタイムグラフ化ソフトを標準付属
水分率の変化をリアルタイムでグラフ化する専用ソフトウェアWinCT-Moistureにより、容易に最適な加熱温度等の設定が可能となります。
(MS-70、MX-50のみ)

加熱温度の校正
専用の温度キャリブレータ(別売)の使用により、加熱時の試料皿温度の校正とその結果をGLP・GMP・ISOに対応した形で出力することができます。(MS-70、MX-50のみ)

測定条件のメモリとデータメモリ機能*
測定精度と加熱温度を指定するだけで自動的に水分率を測定する「標準モード」のほか、「急速モード」(測定開始後、一定時間高温で熱し、測定時間を短縮)、「自動終了モード」(水分率の時間変化が一定以下になると測定終了)、「タイマーモード」(一定時間加熱して水分率を測定)、「マニュアルモード」(キー操作で測定終了し、水分率を決定)から最適のモード(終了条件)が選べます。
クッキリ見易い大型蛍光表示
各種測定値、設定値、変化率、動作状態、データ番号など重要な情報を明瞭に表示します。

メンテナンスも考慮
ハロゲンランプはユーザーご自身により取り外し・交換が可能で、資料皿は洗って再利用可能。

精度確認用サンプル付属
標準試料としての「酒石酸ナトリウム」により、水分率の測定精度をを確認することができ、いつも精度の高い測定を維持することが可能です。

自己点検機能
正しい測定結果を得られない場合や動作が異常と思われる場合に不良の有無をチェックできます。温度制御のチェックも行ないます。

GLP・GMP・GCP・ISO対応出力
プリンターとの接続により日付、時刻、ID、校正およびチェックの記録を残せます。

その他に
加熱時試料の状態が見えて安心なガラスハウジング
MX-50とカールフィッシャー法との比較  〜PET樹脂ペレットの測定例
溶剤系の試薬を使用せず、処理が容易操作には専門知識が不要

準備・測定・後処理すべてが短時間現場やラインでの使用も可能
WinCT-Moisture
MS-70、MX-50で測定したデータを簡単にPCに取り込むことができます。また、加熱温度、サンプル量など測定条件の決定に有効で、測定時間の短縮や、測定精度の向上にお役立ていただけます。

水分率の時間変化をグラフ表示
水分率の変化をリアルタイムに確認可能。

最短時間で精度よく水分率測定
物性変化のおきない最高温度で加熱し、再現性の良い測定が可能。

最適加熱条件を短時間で自動判定
自動で加熱温度を徐々に変化させ、その間の水分変化率から、わずか30分で最適加熱温度を決定。
*特許申請中

サンプル資料集付属
サンプル資料集に代表的な物質の水分率測定結果を付属。

測定データの統計処理が可能。

記録されたデータはCSVファイルに保存可能

水分率以外の物性変化の定量
加熱温度別に質量の変化を連続測定し、水分率以外の物性変化を捉えることが可能。